赤ちゃんへのミルクはミネラルウォーターでは作れません | BABY WATER★INFORMATION

水の種類と特徴

はじめに

体内に必要な水の量私たちは何気なく、食事にも間食にも水分を摂取しています。しかし実際は本当に必要な量の水分が摂取できているのでしょうか?人間のからだは大半が水分でできているので、体の活動を維持するために、水を摂取して循環させなければなりません。

一般成人男性で一日2,300mlの水分が、体を動かさなくても毎日排出されているそうです。運動をすればさらに汗、尿などから排出された水分を補わないと体が悲鳴を上げてしまいます。水分を補給しないと、血液濃度が濃くなり深刻な病気を引き起こす原因となります。

それ以外に風邪などの発熱、嘔吐に下痢、夏の暑い時期に熱中症予防として必ず多めの水分を補給してあげてください。 一日に必要な水の量は、成人が2,000ml~2,500mlです。年齢や性別、体重の差によって個人差がありますので計算式で求めると個人の必要量がわかると思います。
計算式は以下のとおりです。
幼児:[100~120ml×体重(kg)]
子供:[50~100ml×体重(kg)]
成人:[50ml×体重(kg)]
老人:[40ml×体重(kg)]

水の種類

 硬水と軟水の違い通常いつも何気なく利用している水には大きく分けて2通りの種類に分類されます。

 第一に、軟水と硬水に分類されます。 水の硬度は、水中に含まれるカルシウムとマグネシウムの量を表したもので、この数値が高ければ硬水、低ければ軟水になります。 これらの基準は、以下のように表されます。


硬水・軟水の基準  硬度が100以下で「軟水」、 硬度が101~300の間で「中硬水」 、硬度301以上は「硬水」と言われています。 日本では軟水が多く、ヨーロッパ・北米では硬水が多いのです。これは地形の違いと関係があります。 硬水は、石灰岩が岩盤となる地層をゆっくり流れ、カルシウムやマグネシウムを多く含み、硬度が高くなります。それとは逆に軟水は、カルシウムやマグネシウムの含有量が少ない結晶質岩盤の地層を流れ、硬度は低めになるのです。飲みやすい硬度は1リットルあたりに50mgくらいが一番適量だと言われています。

 第二に、アルカリ性、中性、酸性の性質に分類されます。これは水分中に水素イオンがどれだけ含まれているかをあらわすもので、水素が多ければアルカリ性、少なければ酸性になります。食べ物にもそれらが存在し、たとえば食塩や人間の胃液などは酸性、石鹸はアルカリ性、水道水や人の体液は弱アルカリ性といったようにそれぞれ違います。水道水というのは人間の体液に近い値なのがわかります。 この水のうち体に良い水とは、母親の胎内の羊水と同じミネラル成分を含んだものと言われています。また、酸素と炭酸ガスが十分に溶け込んで水の硬度が高すぎないことと、弱アルカリ性であることが人間の体に最もいい水です。このような成分を考えて作られた水がミネラルウォーターなのです。このうち炭酸ガスは一リットル中3mg~30mg含まれていると適量であると言われています。